「フィリピンパブ嬢の社会学」映画化決定!!

話題作「フィリピンパブ嬢の社会学」が映画化決定!

偽装結婚の背景を リアルに描いた異色のラブ・ストーリー

前田航基が11年ぶりの単独初主演

株式会社キョウタス(京都府/代表取締役・普照大督)は、映画「フィリピンパブ嬢の社会学」を制作することを発表いたします。

本作は原作者・中島弘象氏による実体験を描いた話題の新書「フィリピンパブ嬢の社会学」の映画化。フィリピンパブの裏側で未だ行われている偽装結婚のリアルを背景に、多文化共生のあり方を描いた異色のラブ・ストーリーです。

映画「能登の花ヨメ(2008)」「ママ、ごはんまだ?(2017)「あしやのきゅうしょく(2022)」を手掛けてきた白羽弥仁監督がメガホンをとります。

主人公の中島翔太役は前田航基さんが務めます。2011年に公開された是枝裕和監督作「奇跡(弟の前田旺志郎さんとのW主演)」以来、11年ぶりの主演(単独としては初主演)となります。

主人公を射止めるヒロイン・フィリピンパブ嬢のミカ役には、映画初出演となる一宮レイゼルさんが務めます。一宮さんは東京、愛知で開催されたオーディションにて抜擢されました。

本作は愛知県春日井市を舞台に、8月30日にクランク・インを予定。フィリピン本国での撮影も予定されています。2023年夏秋に全国公開を予定しています。

白羽弥仁(監督)コメント

2018年のある日、『フィリピンパブ嬢の社会学』という本を読み終わって映画化を熱望した私は、SNSを通じて中島さんとコンタクトを取り、すぐさま名古屋へと向かいました。それから4年余、本日ようやくクランク・インを迎えるに至りました。タイトルに社会学とありますが、私には今時珍しい純愛ストーリーというのが第一印象でした。ロミオとジュリエットは悲恋に終わりますが、本作の二人はあらゆる障害にもめげず、ポジティブに突き進んで行きます。彼らの愛を描くことで時代の閉塞感に風穴を開ける作品にしたいと思っています。

中島弘象(原作者)コメント

『フィリピンパブ嬢の社会学』を出版して5年。生まれ育ち今でも生活している春日井市で映画化されること、本当に嬉しく思います。フィリピンパブを研究しようと訪れた店で偶然隣に座った女性と交際し、結婚するまでの間、今、フィリピンから若い女性たちが日本のフィリピンパブにどのように来て、どのような環境で働いているかが見えてきました。

僕も彼女も沢山の問題に直面し、一つずつ乗り越えてきました。実際に彼女と経験したことが、どのように映画で描かれていくのか楽しみにしております。

前田航基(主演)コメント

今回中島翔太を演じさせて頂きます前田航基です!

約11年ぶりに主演をやらして頂くと言うことでとても緊張しています。

それにラブ・ストーリーなんて、お話をいただいた時はまさに寝耳に水でした。

それから本読みをさせていただき、今は撮影が始まるのが楽しみでワクワクしております。

楽しみながら僕なりの中島翔太を演じきれればと思っております。

劇場で公開されるのを楽しみにお待ちください!

白羽弥仁(監督)プロフィール

1964年、兵庫県芦屋市生まれ。日本大学芸術学部演劇学科卒。1993年に公開された『She’s Rain』で劇場映画の監督デビュー。その後『能登の花ヨメ』(2008)、『劇場版神戸在住』(2015)、『ママ、ごはんまだ?』(2016)はサンセバスチャン国際映画祭、ヴィリニュス国際映画祭に正式出品された。以降も、『みとりし』(2019)、『あしやのきゅうしょく』(2022)と精力的に映画を撮り続けている。日本映画監督協会会員。讀賣テレビ番組審議委員

前田航基プロフィール

1998年生まれ、大阪府出身。子役としてデビューしたのち、2007年に弟の旺志郎とお笑いコンビ「まえだまえだ」を結成。11年に是枝裕和監督の映画『奇跡』で主演を務める。

主な出演作は、大河ドラマ「おんな城主直虎」(17)、連続テレビ小説「おかえりモネ」(21)、映画『ソロモンの偽証前篇・事件/後篇・裁判』(15)、『セーラー服と機関銃-卒業-』(16)、『ハルチカ』(17)、『任侠学園』(19)、『キネマの神様』(21)、『今夜、世界からこの恋が消えても』(22)など。

一宮レイゼルプロフィール

1997年生まれ、フィリピン出身。現在、CMモデルとして活躍中。今回が映画初出演。

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